iBR システム(intelligent Brake and Reverse)は、多くの Sea-Doo モデルと同じ構造の BRP 技術において、ブレーキ、ニュートラル、後進を担っています。システムの作業後や特定の不具合が発生した場合には、iBR リセットが必要になることがあります。M-JET DIAGNOSTIC を使えば、ご自身でリセットを行えます。
iBR リセットで何が行われるのか
リセットでは iBR アクチュエーターの制御が再調整され、ゲートの両端位置が再び正しく認識されるようになります。これは、部品交換後や機械的な作業を行った後などに重要です。
対象となる車両
iBR システムは Sea-Doo の水上バイクだけでなく、BRP Rotax 技術を採用した多くのボートにも搭載されています。たとえば Scarab のジェットボートや Williams Jet Tenders などが該当し、同じ駆動系と制御系をベースにしています。
手順
- ドングルを接続し、M-JET DIAGNOSTIC アプリを開きます
- Bluetooth で車両と接続します
- サービスメニューで iBR リセット機能を選択します
- 指示に従って作業を完了します
重要:安定した電源
iBR リセットなどのサービス作業は、電源電圧が安定した状態でのみ行ってください。Sea-Doo 車両には M-JET CTEK 充電アダプターが適しています。
より踏み込んだ作業が必要な場合
iBR の制御ユニットが故障している場合や、より大がかりな作業が必要な場合は、モジュールを直接扱う専用の M-JET IBR BENCH FLASHER が役立ちます。
まとめ
iBR リセットは、M-JET DIAGNOSTIC が故障コードの読み取りにとどまらないことを示す好例です。本格的なサービス作業を、安全かつ分かりやすくご自身で行えます。